迷走する芦屋市議会 JR芦屋南地区再開発事業
自民党・公明党らが急遽 賛成した結果・・・・
やっとスタートできるJR芦屋駅南の街づくり!しかし、2年間遅らせた責任は議会にあります。議員なら知っているはず、遅れたら遅れただけ経費が膨らむ。 土地価格もそのひとつだ。建築資材も高騰!
議会の暴走?
この多数派12名は再開発事業はせずに「街路整備事業」でやるべきだと主張し、代案を提案するとしていたが、全体計画書がないまま、闇に消えてしまった。無責任な「街路整備事業」計画地は立ち退きが基本ですが、地権者の合意が取れているのかどうか? 見込みもないままでした。
結局は他人(市当局)任せにし、評論家よろしく批判ばかりの本会議や委員会での議論に終始し、3月議会で賛成多数で市長案が承認されました。
問題山積・・・・
しかし、2年遅れた事業は当初予定通りの補助金が国から来るのか心配ですし、35億円減額したのはいいのですが、ペデストリアンデッキもなく、エスカレーターも片方だけの使い勝手の悪いもの。公共施設も小さくしたものの、有効活用が可能なのか心配になります。市民のみなさんの落胆の声が聞こえてきそうです。グレードも低いし、さすが芦屋とは言われないでしょう。
繰り返していいますが、これら再開発事業は果断速攻が事業の基本にあります。これが芦屋の玄関口?と言われないだろうか心配になります。それが今の計画です。
活気と賑わいのある街づくりを願う。失敗したら議会の責任でしかない。
現在の案ですが、ペデストリアンデッキはありません。右の図が当初計画していたもので、賑わいを想像していたプランになっていました。今のJR界隈は北側およびモンテメールを中心とした賑わいがあります。可能なら工夫できないものか?
私は車椅子無しでは生活できない。議会活動にも同様に必要なのです。
文春オンラインの記事の発端は、私が公明党の徳田議員の議会での発言について昨年11月25日に刑事告訴したことがきっかけです。その徳田議員は、私が副議長に立候補した際に、「議員には誠実性と清廉性が要求される」と前置きしたうえで、「立って歩いているというところも現認しております」と発言して、私や私が相談した弁護士はこの発言を、「私が立って歩けるにもかかわらず車椅子で政治活動をしているので私には議員の清廉性に欠け副議長とするにはふさわしくない」という風に捉えました。しかし、私は、事実、車椅子がないと社会生活は送れません。自力で歩けるのであれば車椅子で政治活動はしません。私は突発性両大腿骨骨頭壊死症・両大腿骨顆部壊死により、肢の著しい機能障害として平成17年兵庫県審査会で2級1種の判定を受けました。2級の基準は10m以下を補装具無しで自立歩行可能で片脚立ち10分可能が基準です。
ただ、私は全く歩くことが出来ないなど一度も表明したことはありません。自分一人の力で歩くことが出来なくても装具を装着すれば5mくらい歩くことは出来ます。しかし、ずっとは歩行できません。装具をして歩くことが出来れば車椅子を用いる議員として清廉性を欠いていることになるのでしょうか?この点について、議会の自浄能力で問題発言を諫め芦屋の障害者への理解と政策を進めてもらいたくて、松木議長に申し入れをしました。
しかし、ハラスメント、差別発言として調査の必要は無いと一蹴されてしまいました。文春オンラインのいう「芦屋市議会で問題になっている」というのは事実に反します。また、松木議長の障がい者への無理解をこのまま放置してしまえば、芦屋市の障害者政策にネガティブな事例を残してしまいかねません。弁護士と相談した結果、やむなく告訴するに至ったのです。この徳田議員の発言は、令和3年5月25日の全体協議会の発言です。
しかし、文春オンラインの動画は令和3年11月のものとのことです。ジーンズの下に装着している両脚の装具は映らないし、後ろでの様子も一度切れています。
政策で徳田議員と議論するのは結構です。熱くなることもあるでしょう。しかしそれはあくまでもより良い芦屋の将来を見据えてのものでなければなりません。事実に反する指摘で相手を引きずり下ろそうとする今の芦屋市議会の多数派のやり口は芦屋の将来のために容認することは出来ません。
この点について,私には一点の曇りもありませんので、徳田議員に対して一切譲歩するつもりはありません。私のような障害を持つ者が議員になろうとした時、今の私と同じ思いをして欲しくありません。
ユニバーサルデザインを目指す総合計画や「芦屋市共に暮らすまち条例(愛称)」の意味が無くなってしまうのです。