市政レポートVol.JR特集|芦屋市議会議員|はせ基弘(長谷もとひろ)

市政レポートVol.JR特集 政策編

子どもたちの医療費無償化へ
舵を切ろう所得制限の撤廃の意味は大きい


自治体間競争は意味はありませんが、私は中学校3年生までは医療費の無償化にシフトするべきだと考えます。また、所得制限を撤廃するべきなのです。

芦屋市の試算では2.1億円があれば可能と答弁しています。

   明石市はこれら子育ての制度設計により、人口増につなげているのが成功例とされています。一方でお隣の西宮市 は高校3年生まで医療費助成の制度に変えています。本来ならこれらは国が行ってどこの自治体でも子供たちが等しく医療を受ける状況にするべきなのですが、現実はまったく自治体任せになっております。東京都は2023年度より高校生の医療費の無料化が実施されることになりました。他にも全国の自治体が独自の制度を作り、自治体間競争にシフトチェンジしています。
芦屋市では所得制限がありますが、制限を設けることの議論も必要になります。所得制限を付けると「1円」でもオーバーすると対象になりません。それゆえに恩恵を受ける人とそうでない人にギャップを生じさせてしまいます。一方で高額所得者なのだから医療費は負担するべきだという声を耳にすることもあります。しかし、現制度では約4割は利用できません。子育て世代が芦屋市に定住することを主に考えると、例えば返済無用の真の奨学金の設置なども重要なのでしょう。また、学力向上のためのプログラムを策定し、かつての芦屋市が公教育に優れた街であったように教育の街として存在させることも必要でしょう。やらねばならないことがたくさんあります。

2人目の子どもからの保育料無償化も求めていきます

   少子化問題=膨大な子育ての費用が問題でもあります。そこでまず2人目からの保育料の無償化は必須です。
2人目からの保育料の負担が大きいのです。兄弟が欲しいのですが子育て費用がほんとに不安です
2人目の子どもからの保育料無償化も求めていきます
市民の声が多数寄せられました。本来は国がやるべきことで、基本、日本で安心して子育てができる環境整備は待ったなしの重点施策になるべきなのです。自治体間競争に委ねる政府は無策としか言いようがないのですが、待っていても中々進まないのであれば、一刻も早く芦屋市で子どもを産み易い制度設計を作らねばなりません。子どもたちへの投資は未来への投資になります。

子育て施策は本来は国がやるべきこと!

伊藤市長へ芦屋初のドッグランの設置要望
ドッグランの設置は有志の皆さんと一緒にチーム
「1(わん)・1(わん)・1(わん)」(仮称)の結成


署名活動は約1,550名になりました。ご協力ありがとうございました。

署名活動は約1,550名になりました。ご協力ありがとうございました。
   【本年1月11日】芦屋市役所の市長応接室で伊藤まい市長と会談を行いました。ドッグランの設置を求める市民有志のみなさんは獣医師・ドッグトレーナー・セラピスト・海外のペット事情に詳しい専門家などで多彩なメンバーに参加していただきました。代表の方から何故、芦屋市にドッグランが必要なのかを説明され、ドッグランは犬を飼っている人のマナー向上のためであることや愛犬家と犬が苦手な方がいかにして相互理解するかの問題提起などを含め多くの提案がありました。その中で伊藤市長から「長谷議員の本会議質問でお答えしたように設置は検討しています。総合運動公園に設置することが考えられています。公設民営になりますから事業者と協議中」と発言されました。参加メンバーからは専門的な立場で「お役に立てるなら協力は可能です」との意見が出され、市長から「現在の問題点としては設置場所や面積などまだ確定はしていませんが、やはり利用者の費用負担などや騒音に関することや利用中の事故などの懸念事項については今後もご意見を聞いて設置の方向で進めていきたい。私も動物好きですよ」と市長の力強い返事がありました。建設的で前向きな話合いになりました。この写真はその時のものでワン1ワン1のポーズです。私が15年前に提案したものがやっと実現に近づくと確信しました。

動物たちと共生する街づくりの第一弾として更に前進させます。
芦屋市議会第20期も今年4月で任期満了になります。
今期最後のレポートです。

   会派「あしやしみんのこえ」をたかおか知子議員・中村亮介議員と共に歩んでまいりました。JR芦屋駅南再開発事業では一丸となって会派で取り組み、多数派と堂々と激論を戦わせました。全員、全ての一般質問で本会議に立ち、それぞれの公約実現に協力を絶やさずベストを尽くしました。是々非々で取り組んでいます。会派の名前の通り「芦屋市民の声」を大切にしながら、市民のみなさんに何が一番ベストなのかをこれからも明確な態度で議会改革を含めて取り組んで参りたいと考えます。長谷基弘


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