JR芦屋駅南再開発事業は議員の反対で2年遅れた
その結果は経費増大を招くことになる
芦屋市は総事業費の減額を約35億円行った!
それでも反対する議員たち(私の前の市政レポ−トで紹介)市議会で自民党・公明党と一部の無所属議員の11名が根拠のない反対をしていたが、事業費を含む2022年度当初予算案を賛成多数で可決した。2年も中断してしまいました。ようやく再開し、地権者との交渉や国との補助金協議に動き出しました。
しかし、令和2年度当初の事業計画では再開発ビルや交通広場、道路等も含めた完成は令和8年9月30日としていましたが、令和2年度から再開発に関する予算が2年間も凍結して事業の進捗は遅れている状況です。令和4年2月時点では総事業費として約170.4億円を見込んでいます。一方で国からの補助金や特定建築者制度も活用するため、市の実質負担額は約99.5億円となる想定でした。
しかし、この2年間のタイムラグはとんでもない状況になると私は再三指摘しておりましたが、業平町の令和4年地価公示価格は 213万8842円/坪 で変動率が+8.01% 上昇しています。それに、建築資材や建設費コストの上昇も加味しなくてはなりません。そして、国からの補助金が当初予定していた約70%が確保できるのか?厳しい状況にあり、おそらく減額されるのは確実でしょう。そうなれば、芦屋市の負担が大きくなることになります。
意味もなく反対して実施を遅らせた11名の議員の責任は極めて大きく、その穴埋めのためには議員自らの歳費削減などを含め、その対策を明らかにして欲しいと考えます。是非これらの具体案を求めたいものです。
JR芦屋駅の駅舎外観、エスカレーターやエレベーター駅舎内などの工事は着々と進む!
ペットたちと共に暮らせるまちづくり!
そのためにまずマナー向上を!
ドッグランの新設と進捗・・その見込みは?マナーの悪さも問題
動物が好きな人やそうでない人も様々で、まずは飼い主のマナーの向上が必要です。ドッグランは総合公園の活性化策としてその整備の協議を進めていますと回答されました。更に新環境処理センターへも設置を求めました。一方でワンちゃんとの散歩でマナーの悪さ(フン・尿)の放置問題も解決することが必要になります。
- 一般の社会に受け入れられる「マナーの良い飼い主」の芦屋市独自の認定制度や研修会の開催。
- ワンちゃんと一緒の写真入り登録証明の発行などの検討。
- 散歩マナー向上のモデルロードの増設など。
特にフンの処理の悪さが清潔で綺麗な街「芦屋」にマイナスでしかなく、その批判がワンちゃんたちに向けられては可哀想です。ワンちゃんたちが好きだったらその飼い主さんも自覚して欲しいと願っています。
「地域猫」とは、一言でいうと「地域で管理されている野良猫」のことです。
餌やりの問題の苦情は・・・
- 餌をやった後が放置されて、カラスやワンちゃんたちが食べてしまう。
- フンや尿などの管理がされていない。
- 爪とぎなどで自家用車や家を傷つけられる。
- 子猫が生まれて増える一方ですから動物愛護の精神があるなら自身の家で飼って欲しい。
- そもそも猫アレルギーで困る。
餌やり地域猫を認める側は・・・TNR
Trap (トラップ):捕獲すること。
Neuter (ニューター):不妊手術のこと。
Return (リターン):猫を元の場所に戻す活動!
基本は地域猫を増やさない活動で、いずれ猫はいなくなる管理方法。動物愛護の精神に基づいた活動です。しかし、餌やりだけであとは放置している人は問題ですから組織化できないかを考えて欲しい。
このような猫の問題を解決するには地域猫の活動を組織化して、公園などではなくシェルター施設(空き家活用など)で管理すれば双方が成り立つかもしれません。
芦屋ストリートピアノ構想(まちかどピアノ)さすが芦屋だと言われる街かどピアノの設置を求めました
やりたい!ストリートピアノ・・・前向きな検討を!
- 神戸市のストリートピアノは32ヶ所(令和4年7月24日時点)
- YouTubeで多数の奏者が演奏する姿が芦屋に似合うだろう
- JR芦屋駅付近など候補地は市民のアィデアを求める
- 誰でも一度は弾いてみたいピアノ・・ベーゼンドルファー!
- スポット的にはインスタ映えする夕暮れや公園での演奏場所。 とにかくやって見よう!演奏者は芦屋市には多数おられます。
芸術文化のまち芦屋の復活を目指して
- 芦屋市内を回遊する小さな美術館構想を!芦屋市内のギャラリ−など点在する場所を面的視野で紹介し、これらの運営を支援することによって「芸術の街芦屋ストリート(仮称)」の構築。
- 音楽ストリートを構築し国際コンテストなどの支援を強化しよう。
- ダンスコンテスト・フェスティバルの誘致。但し、ルナホールや市民センターなどは施設整備が必要となりますが、芦屋市を芸術文化の街として再生させるプランを提案しています。
- 映像作品・執筆活動などの支援。文豪や詩人が愛し住んでいた街あしやです。また、カメラの街としても歴史があります。それを復活する活動を支援していきたい。
芦屋の芸術は長い間、市民が大切にしていた歴史があります。
戦災で焼失した「ゴッホのひまわり」がありました。また、文豪「谷崎潤一郎さん」、作家の「村上春樹さん」(精中卒業)有名な方や具体画では世界的な芦屋美術博物館。芦屋市ゆかりの洋画家の「小出楢重・吉原治良・大橋了介」画伯。詩人の「富田砕花さん」。記念館もある俳人の「高浜虚子さん」。作曲家で音楽家「貴志康一さん」、世界的指揮者の「佐渡裕さん」、写真家でモダンアート「中山岩太さんとハナヤ勘兵衛さん」。ファションデザイナーのコシノヒロコさんや映画監督の大森一樹先輩など多数の芸術文化を発展されています。
国際文化住宅都市は日常的な芸術文化が似合う
昔は当たり前のように市民のみなさんと一緒になっての「芸術文化」が芦屋にはありました。過去から受け継いだ魅力をもっと有効に活用するべきです。それが日常的にあるのが芦屋市の魅力だと考えます。
「あしやしみんのこえ」は中村亮介・たかおか知子・長谷基弘の3人会派で活動しています。
芦屋市2021年度(令和3年)決算では黒字額が大幅増加
平成以降で最大ビックリの35億1,200万円!
JR芦屋南再開発を反対していた議員たちはしきりにコロナ禍の影響を反対理由にしていましたが、コロナ禍の影響は少なかった。私は影響がないだろうと討論で発言しておりましたが、その通りになりました。
この予想は芦屋市独特の税収システムである。高額所得者の株式等譲渡所得が中心の歳入のベースになりますので市税収入が増加したこと、歳出では大規模な中学校の改修工事など減っていたことが主な原因です。しかし、これほどになるとはビックリしました。一般会計の実質収支が35億1200万円で平成以降の最大の黒字となりました。一般会計の歳入は2020年度比17.4%減の481億4400万円となり、歳出は同21.1%減の442億4800万円です。「財政は改善傾向にあるが、公共施設建て替えなど多様な課題があるので更に慎重に運営したい」となお慎重な財政運営を決算特別委員会で発言されています。
【Topics!】兵庫県内で唯一の「不交付団体」 芦屋市は4年連続! しかし、残念ながら交付税が貰えません。
「不交付団体」芦屋市は4年連続になります。これに認定されると地方自治体の財源不足を補う国の普通交付税(地方交付税)が全く入らないのです。裕福な自治体として評価されています。令和4年では全国市町村では市は43市(町村29)。兵庫県では芦屋市だけです。また、近畿圏でも市としては芦屋市だけが交付税を国から貰えないのです。
※地方交付税は、行政サービスに必要な「基準財政需要額」から税収の「基準財政収入額」を引いて算出し、不足額に応じて交付されるが、税収が上回った場合は不交付団体になります
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監査委員の仕事は市の「財務に関する事務の執行」や「経営に係る事業の管理」などが法令等に従って適正に行われているかどうか、また、効率的・効果的に行われているかどうかといった観点から、地方自治法等に基づいて各種監査や審査等を実施しています。議会選出の監査委員ですが、議員の立場と監査する立場では異なる判断が必要になります。例えば監査委員は決算審査には議会へ監査意見書を提出している立場になります。自分で提出した監査意見書を元に決算審査をするのはおかしいということで、私は決算特別委員会には参加しません。しかし、分科会、委員会を全て傍聴しております。
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